着火剤 ワセリンコットンボール その2
前回忘れていたワセリン脱脂綿。
脱脂綿、非常によく吸ってくれるため、
調子に乗って吸わせまくってたんですが、
翌朝見てみたらベトベトでした。。。。
※ その1にも書いてますが、
※ 適度に絞るという工程が欠落してます。
※ やり直すの面倒なのでこのまま強行。
これを含め色々加工してきて思ったんですが、
何するにしても、手がベトベトになるんです。
どうせ溶かしてもまた凝固して、
燃焼時にまた溶けるという工程を踏むのなら、
もう最初から凝固状態のままでいいんでない?
と・・・
そこで今回の追加実験です。
綿球ですが・・・
よく見ると、マーガリン入りロールパンの様に穴があります。
あのパン、焼いて食べる時に方向間違えると、
穴から溶けたマーガリンがボタボタとたれるんですよね・・・
じゃなくて、
この穴を観察した結果、おそらく製造方法由来のもので、
筒または棒状の先端を固定、それにぐるぐる綿を巻きつけて、
固定してる側に押し出しているのかな?と思いました。
イメージとしては紙袋入りのストローを出す時?
実際ハサミを突っ込んでみると穴になってます。
廻しながらハサミで拡げるようにしていくと・・・
袋状になります。
ここにワセリンを詰めていきます。
気分は餃子職人、いやここは和菓子職人ということで。
はい、ワセリン饅頭のできあがり。
これで手がベトベトしません。
ここで詰めてる最中に思い出したチューブ型。
便利です、非常に便利です。
プロペトじゃないチューブ型もありますので、
お好みにあわせてどうぞ。
ワセリンHGチューブ 60g
気分は洋菓子職人。
はい、ワセリンコロネのできあがり。
頭から尻尾までワセリンたっぷり!
んー・・・
いや、どっちかというと、ソーセージの腸詰め感覚っぽい?
ってことで、気分はドイツのソーセージマイスター。
はい、ワセリンソーセージのできあがり。
やっぱりしっくりこないので、ワセリン饅頭かな。
いざ、燃焼!!
脱脂綿を綿球ぐらいの量にあわそうと苦労、またベトベトです。
左から時計回りに、脱脂綿、饅頭、饅頭、コロネの順です。
一斉に着火。
と行きたい所が、脱脂綿のワセリン多すぎて、
着火に苦労しました・・・
綿球の方は速攻着火、しばしボワーっと燃えてから、
ワセリンの燃料供給が始まり火が大きくなります。
前回のよりは少し火が小さいかな。
ワセリン饅頭の燃焼時間は2分半。
ワセリン吸わせた後、絞って冷ました綿球の燃焼時間が、
2~3分と書いておられる先人がいましたので、それに近いのかな?
ワセリンコロネさんは3分半で鎮火。
ここは単純にワセリンの量ですね。
さらに大量のワセリンをまとわりつかせている、
ベトベト脱脂綿さんは5分半で鎮火。
燃焼時間が短くなりますが、
手がべとつかないワセリン饅頭、
いいんじゃないでしょうか?
もっと燃焼時間・火力が欲しい時は、
綿球 No.25 50g 25mm
綿球 No.30 50g 30mm
φ40mmは白十字製のものamazonで検索かかりませんが、
製品ラインアップにはあるはず。
と綿球を大きく、袋の容積を増やしていけば、
対応できるんじゃないかと考えます。
穴が潰れている場合は、ハサミでちょきちょきしながら突っ込んでいってください。
やりすぎるとお尻に穴開きますので、拡張も程ほどで。
チューブ注入も力入れすぎると、入り口及びお尻から飛び出ます。
チューブ型で無い場合は、
お菓子造り用の、チョコペンとか生クリーム絞り袋の応用でいけそうですね。
各種ご贈答用に
ワセリン饅頭(6ヶ入り)
約12~15分の燃焼時間を確保できます。
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